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「PLATEAUビジョン2026」を公表―国交省 都市デジタルツインの社会実装に向けた取組方針を策定(第18960号)

 国土交通省は7月17日、同省が推進する3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取組「Project PLATEAU」における、これまでの取組から認識される課題と今後目指すべき方向性等について、「PLATEAUビジョン2026」として公表した。

 国交省では、都市の課題解決や新たな価値の創造を目的に、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取組「Project PLATEAU」を推進している。

 2020年の取組開始以来、2025年度末時点で329都市において3D都市モデルが整備され、まちづくりや防災を中心とする分野での活用が進んでいるが、こうした取組の持続的かつ自律的な進展に向けては、モデル導入の裾野を広げるとともに、都市政策における活用定着を図る必要がある。

 国交省が公表した「PLATEAUビジョン2026」では、①データ整備・更新の効率化、②サービス実装の更なる推進、③国外への都市デジタルツイン展開の3つを今後の取組における重要項目として位置づけ、注力すべきサービス分野や産学間での推進体制、目標、アクションプランを取りまとめている。

 特に、継続的なデータ整備や広範な分野における日常的活用の定着を目指すにあたっては、従来対象としてきた「3D都市モデル」の範囲を拡張し、属性情報を部分的に保持するデータやAIを用いて作成したデータも取り扱うことで、多様なニーズに応じた最適なデータ選択・活用環境の構築を推進する方針を示している。

 また、ビジョンで重要項目に掲げる「①データ整備・更新の効率化」に向けた技術開発の第一弾として、衛星画像やスマートフォン画像とAIを活用した3D都市モデルの自動生成及びテクスチャ自動付与技術の開発を行った。これにより、モデル整備の効率化と低コスト化を図り、都市デジタルツインの継続的な活用を促進するとともに、更なる技術開発にも取り組んでいく。

 国交省では、このビジョンに基づき、自治体、事業者、研究機関等の多様な主体と連携し、官民における都市デジタルツインを活用したサービス実装が自律的に進展し、価値創出が拡大していく状態を実現するための各種取組を進めていく。

PLATEAUビジョン2026 概要
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002012227.pdf

PLATEAUビジョン2026 本文
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002012228.pdf

参考:データ整備・更新の効率化に向けた取組
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002012229.pdf