農林水産省は、6月1日から8月31日までを期間として、厚生労働省、環境省等と共同で「農薬危害防止運動」を実施する。期間中、農薬の使用に伴う事故・被害の防止に向け、農薬の安全・適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する。
農林水産省では、農薬取締法、毒物及び劇物取締法等に基づいた農薬の適正な取扱いについて、関係者に指導を行っている。農薬の使用に伴う人や家畜への危害を防止するためには、農薬を使用する機会が増える6月から8月に指導を強化するのが効果的。「農薬危害防止運動」は、その一環として実施される。
令和8年度の農薬危害防止運動は、「使用前、周囲よく見て ラベル見て」をテーマとしており、農薬ラベルの表示事項の遵守と周辺の環境への農薬の飛散防止を徹底することなどを重点的に指導する方針だ。
具体的に、農薬やその取扱いに関する正しい知識の普及啓発、農薬による事故を防止するための指導、農薬の適正使用等についての指導、農薬の適正販売についての指導、有用生物や水質への影響低減のための関係者の連携を図っていく。
また、近年継続して農薬の使用に伴う事故・被害等が発生していることから、「ラベルによる使用方法の確認」、「土壌くん蒸剤使用時の適切な取扱い」、「住宅地等で農薬を使用する際の周辺への配慮や飛散防止対策」、「誤飲・誤食、盗難等防止に向けた適切な保全・管理」について重点的に指導していくとしている。
