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ASEAN食料安全保障情報システム特別ワークショップを開催(第18888号)

農林水産省プレスリリースより引用

 農林水産省は10月22日、23日の両日、農業統計の発展を通じたASEAN地域の食料安全保障の確保のため、ASEAN食料安全保障システム(AFSIS)事務局との共催で「ASEAN食料安全保障情報システム特別ワークショップ(局長級会合)」を開催した。会場となった東京・江東区の相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明には、日本をはじめ、ASEAN諸国、中国、韓国、AFSIS事務局、国連食糧農業機関(FAO)などの代表者が集まり、ASEAN地域の食料安全保障の確保に貢献するため、同地域の農業統計開発について議論を行った。

 AFSISは、ASEAN地域の農業統計の整備を通じて、同地域の食料安全保障確立に貢献するために、ASEAN諸国、日本、中国、韓国をメンバー国として、2003年に日本の主導で立ち上げられた取組。

 今会合では、日本の企業がASEAN地域における農業統計開発に関するリモートセンシング技術を活用したコメの収量予測などの先進的な取組を紹介したが、ASEAN諸国から高い関心が示された。

 さらに、ASEAN地域の農業統計の今後の発展に向け、ASEAN諸国からAFSISの意義と持続的運営の重要性について発言があり、今後も引き続き積極的に議論を行うことが確認された。

 また、会合を通じて、ASEAN諸国、日本、中国、韓国の農業統計における信頼・協力関係が更に強化された。