名古屋大学は、天野浩教授と故・赤﨑勇特別教授が開発した青色発光ダイオード(青色LED)が、米国電気電子学会(IEEE)から電気・電子分野などの歴史的偉業をたたえる「IEEEマイルストーン」に認定されたと発表した。
IEEEマイルストーンは電気・電子分野でイノベーションを達成して、25年以上経過した歴史的業績を認定する制度。青色LEDの20世紀における開発は不可能とされていたが、両者は技術的壁を克服して89年に世界初の青色LEDを点灯させることに成功している。93年にはカリフォルニア大学の中村修二教授が量産化への道を開いた。