文部科学省
文部科学省は29日、都道府県別の大学進学者数など高等教育の現状をまとめた調査結果を公表した。東京都がほとんど全ての項目で最も高い数値を示し、大学進学者数で約8万人となり、県外からの流入で10万人を超えた。
調査によると、大学進学者数は東京都が7万9430人で最多。大阪府4万7142人、神奈川県4万5536人と続いた。大学進学率は東京都が最大で77.6%。次に京都府が72.4%、山梨県が70.9%だった。
県外からの流入は東京都が10万人超で最も多い。続いて神奈川県が2万9712人、大阪府が2万8933人であった。一方で、県からの流出は、神奈川県、東京都、埼玉県の順。
大学数は東京都が132校で一番多く、大阪府63校、愛知県53校。短大進学率は大きい順に大分県、鳥取県、鹿児島県。専門学校進学率は、新潟県、島根県、北海道だった。