河野学園が運営する「下関短期大学」は、今年4月の入学生を最後に栄養健康学科の募集を停止すると発表した。在学生への教育や進路支援は継続し、保育学科は継続する。
栄養健康学科は1962年に「家政科」として設置。「生活科学科」「栄養健康学科」と名称変更しながら、栄養士などへ3100人以上の人材を輩出してきた。だが、少子化や4年制大学志向の高まりから定員割れが続いていたという。
同短大は「今回の決定につきましても何卒のご理解を賜りますようお願い申し上げます」とコメント。「栄養健康学科とともに培ってきた歴史と伝統を引き継いで参る」とホームページ上で伝えている。