名古屋大学は国際シンポジウム「ネット・ゼロに向けたクリーン水素の技術的・社会的課題」を15日に開催する。水素社会実現に向けた課題や解決策を日本や海外の有識者と考える。
発表会は水素が次世代エネルギーとして発展していくために克服すべき課題を日本や欧州、豪州の専門家が横断的に検討する試み。
ベルギーにあるルーヴァン・カトリック大学のパトリシア・ルイス教授が基調講演を行った後、「クリーン水素導入をめぐる日本の最新動向」「水素社会実現に向けた官民の課題」の2テーマについて、大学教授や民間企業の有識者らが講演を行う。
時間は午後1時~5時30分まで。会場は名大の野依記念学術交流館(愛知県名古屋市千種区)。オンサイト、オンラインで実施され、日英の同時通訳もされる。