産業能率大学は、「総合的な探究の時間(探究学習)」における学習成果の可視化を目的に、大学で初めて開発した「探究力成長アセスメント」を、神奈川県立相模原中等教育学校の11日の授業で実施する。
探究力成長アセスメントは探究学習の成果の可視化を目的に、課題解決設定力、情報収集力、分析、解決力といった能力を問う設問に取り組むことで、それぞれが高めたい能力の成長度を検証する。
アセスメントは、レポート作成とその相互評価の2部から構成される。結果を分析した産業能率大からのフィードバックが行われるため、今後の探究学習を改善していくデータとしても活用できるという。
同大は「学習成果を可視化しにくいという課題を解決すべく、各地でのアセスメントによるデータを蓄積することでその改良を重ねていく」としている。