国⽴情報学研究所(NII)は、研究データ管理基盤「GakuNinRDM」のデータ解析機能で数値解析ソフトウェア「MATLAB」の実⾏環境を4⽇から提供している。
GakuNinRDMは、個⼈⽤のデータ解析環境をクラウド上に⾃動構築し、GakuNinで管理されているデータと解析プログラムを研究チーム内で共有できるサービスだ。この機能を使えば同じプロジェクトに参加している研究者が⾏った解析を⾃分で再現したり、新たな分析プログラムを作って他のメンバーと共有することができる。
MATLABに対応することにより、信号処理やシミュレーションなど⾼度な数値計算を必要とする⼯学分野をはじめ、数学、物理学などさまざまな分野に特化したツールボックスをGakuNinと連携して利⽤可能となる。
NIIは「GakuNinRDMデータ解析機能を含むNIIRDC(研究データ基盤)の⾼度化を通じて、⽇本におけるデータ駆動型研究の普及をサポートしていく」とコメントしている。