日本科学未来館はイベント「天気をあやつる? ~Eテレ映像と実験でのぞき見る気象研究の未来~」を3月末に開催する。研究者と参加者が直接対話することで、今後の研究開発に社会の声を取り込んでいく。国が推進するムーンショット型研究開発事業の関連イベント。
プログラムは3部構成。最初にNPO法人の滝川洋二名誉理事長らが「なんで雨は降るの?」をテーマに講演。その後、横浜国立大学の筆保弘徳教授が「どこまで気象は激しくなるの?」京都大学の山口弘誠准教授らが「2050年のてるてる坊主」といった題目で話をする。
イベント後にはサイドイベントとして、日常の研究風景の展示や台風下の海面がどのような挙動をしているかを観察できる模型の展示、研究者自らが出題する気象に関するクイズなどを実施する予定。これの事前申し込みは不要。
時間は午後1時30分~3時30分まで。会場は日本科学未来館1階のシンボルゾーン(東京都江東区青梅)。定員は200人となっており、参加費は無料。申し込みページ(https://form2.jst.go.jp/survey?a=a11cafbcb46086fb93bee2d6c2d16a4c13a53aae&lang=ja#page/1)から応募が可能。