ひきこもりの支援方法などの開発を進める「ひきこもり研究ラボ@九州⼤学」は、〝病的ひきこもり〟と〝健康なひきこもり〟を区別できるツール『HiDE』を開発した。ひきこもりの予防や早期支援につながることが期待されている。
社会的ひきこもりは、6カ月以上にわたり就労や学業などを回避し、自宅に留まっている現象を指す。オンライン授業や在宅ワークなどの普及により、病的かそうでないかを区別する指標が求められている。
ひきこもり評価ツールHiDEは、「病的ひきこもり」と「健康なひきこもり」の評価を簡単に⾏うことができ、⽀援が必要な状態にあるかどうかをスムーズに判断できるという。研究ラボは「うつ病やゲーム障害など精神疾患の予防にもつながる」と評している。