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次世代コンタクトレンズ共同研究 東北大・東大・メニコンが4月から ナノテラスのX線を活用

東北大学と東京大学、コンタクトレンズメーカー「メニコン」は、次世代コンタクトレンズやその流通に関する共同研究を4月から開始する。業界変革を図る基盤技術の構築を目指す。

3者は東北大の青葉山キャンパスに新設される「ナノテラス」を拠点として研究を行う。この施設で使用できる軟X線を用いることで、コンタクトレンズの課題であるレンズ装着の快適性に関する深い理解が期待されるという。

3者は「量子ビームの相補利用による精細な実態計測を、デジタルトランスフォーメーションを活用した計算科学と融合させることで、計測と計算のデジタルツイン構築を進め、これを両輪とする精緻な素材設計を目指す」とコメントしている。