東北大学と日本特殊陶業は、新たな価値を提供する材料の創出を目指した研究推進拠点として「日本特殊陶業 × 東北大学 MIRAInoME 共創研究所」を3月から片平キャンパス(宮城県仙台市青葉区)内に設置する。
日本特殊陶業は青葉山新キャンパス(同区)内で官民地域パートナーシップにより整備中の次世代放射光施設「ナノテラス」を最大限活用するために、施設の利用権を獲得して研究を推進する。
ナノの世界で起きる現象を確認することで、セラミックスの機能を原子スケールからデザインしたい考えだ。東北大の知見も活用しながら、革新的なセラミックスを開発するための取り組みを進めていくという。