文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
科学未来館が来月20日から新企画「春の茶話会」 茶を介した意思疎通を探る

日本科学未来館(東京都江東区青海)は、研究開発のいまを見せる企画「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第6弾「春の茶話会『ねぇ、未来館でお茶しない?』」を来月20日から開催する。

企画ではお茶の研究者や文化人類学者などの専門家を招いたトークセッションや科学コミュニケーターとの茶話会を通じて、再注目される茶について多角的に探るとともに、お茶を介したコミュニケーションについて考える。

来月20日には静岡大学の一家崇志准教授を招待して、「緑茶がどのようにつくられているのか」「ゲノム情報を活用した未来の育種」についての話を聞くイベントが行われる。また、31日には文化人類学者の磯野真穂氏と「お茶をする時間の価値や意味」について語り合うことができる。

また、科学コミュニケーターと話し合う「みんなで茶話会」も会期中に毎日開かれている。

開催期間は4月15日までで、火曜日は休館。入館料は無料。会場は同館の5階特設スペース。研究者との茶話会は3階ハブスペースで行われる。イベントにはホームページ(https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202402203358.html)から申し込むことが可能となっている。