上智大学などを運営する上智学院は、国連責任投資原則(PRI)が設立した生物多様性をテーマとしたイニシアティブ「Spring」に、教育機関として唯一参画した。企業を後押ししている国際的な集団に教育機関が参加することは極めて稀。
同学院は「気候変動への適応や人権の推進など、関連する他の持続可能な開発目標にも貢献することを目指す」と説明。「投資判断においてESG課題を考慮することが、資本市場の健全な発展と持続可能な社会の実現に貢献するものと考え、責任あるアセット・オーナーとして、今後も社会的責任を果たすためのESG投資を推進する」としている。