国士舘大学は来月3日に開催される「東京マラソン2024」で沿道救護チームの派遣を行い、大会運営をサポートする。学生や卒業生、教員など207人が参加するという。派遣される学生は救急救命士を養成する体育学部スポーツ医科学科で学んでいる。また、救急救命士の資格を有する同学科や大学院の卒業生、教職員もそれぞれ運営をサポートする。
沿道救護チームは、AEDを装備した救急救命士が自転車でコースを巡回する「モバイル隊」とAEDを現場に運ぶ学生による「BLS隊」で構成されている。トラブルが発生した場合には、応急処置とトリアージを行う。
同大の喜熨斗智也准教授は「倒れたランナーのもとに救護チームがいち早く駆けつけるため、さまざまなICTを駆使して、効果的なデジタルトランスフォーメーションの取り組みに挑戦する」と意気込みを語った。