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能登半島地震復興支援へ 北陸先端大がTF立ち上げ 企業などの情報収集やマッチング支援を実施

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)は、地域イノベーション推進 センターに、令和6年能登半島地震に関する復興支援タスクフォースを立ち上げた。これまで金沢市で開催 してきた「Matching HUB」の地域活性化に関するノウハウに加えて、北陸地域内外の産業界、行政機関、支援機関、金融機関とのネットワークや連携を活用して、被災された地域企業の復興支援に取り組む。

JAISTは2016年 4 月に発生した熊本地震からの復興支援を目的として、「Matching HUB」を熊本市で3年間にわたり開催した経験があり、その際の知見も活用する予定。

「Matching HUB」はJAISTが中心となって開催している地域活性化、地方創生を目指した新製品・新事業の開発のためのプラットホーム。これまでに能登地域の多くの企業も参加している。

タスクフォースでは、⑴能登地域を中心とした企業等の現在のニーズやシーズに関する情報収集、⑵得られたニーズやシーズへの対応とそれらのマッチング支援-などにより「能登」の復興を支援する。

また、3月8日㈮開催の「Matching HUB」全国展開推進会議で、これまでに「Matching HUB」を開催した北海道、長岡市、九州など他地域からの支援も含めて、具体的な今後の取り組みを議論する予定。