上智大学では、新たな教育プログラムとして、社会人・大学生・高校生を対象 とした「上智地球市民講座」を今春開講することとしており、現在、受講生の募集している。同講座は、①SDGsや気候変動、エネルギー、難民などに向き合う「社会課題」、②AI、バイオ、ビッグデータなど先端のイノベーションを探索する「技術革新」、③働き方、生き方、哲学など大きな変貌を遂げる社会を考察する「社会変革」の三つを、学びのテーマの3本柱に据えている。
語学やスキルの取得に主眼が置かれがちな従来型の生涯学習プログラムとは異なるアプローチで、初回となる2024年度春学期は20講座を開講する。
閉塞感や不安感が漂う現代、『地球市民』としての生き方を前向きに捉えて自身の成長を促すとともに、自分の軸となる学びを得ることによる個性化への後押しをコンセプトとしている。
年齢や職業など、多様なバックグラウンドを持つ受講生が集い、さまざまな視点から意見を交わすことで、現代社会を読み解き、新たな着想を得られる場を設けることとしている。