東京都教育委員会と東京学芸大学は連携協定を締結した。都立高校における高校教育と同大の大学教育の充実を図りたい考え。都立高校における将来を見据えた教育活動の充実など４項目で連携する。

東京都教委が策定した『都立高校の魅力向上プログラム』では、「生徒が関心を持つ研究分野を明確にするとともに、研究活動等への意欲を高めるため、さまざまな分野に特色・強味を持つ大学と連携した取り組みを充実」することを取り組みの方向性としている。

この方向性の下で、学芸大との連携を取り組むべき施策の一つに例示。希望する生徒に教師としての基本的な素養や職業意識等を育成するとともに、その学びを大学での専門的な学びにつなげる『高大連携による教員養成プログラム』を構築し、将来の東京の教育を担う人材を育成することとしている。