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バーチャル空間活用したグローバル人材育成 「中央大学fondi校」を4月30日まで設立 「コミュニティ学習支援」などの実証実験

中央大学とメタバースによる英会話サービスを提供する「fondi」は共同で、中央大学fondi校をfondi上に設⽴。グローバル⼈材育成に関する実証実験を4月30日まで行っている。

実証実験では外国人ユーザーとのマッチングを狙う「コミュニティ学習空間」とゲーム感覚で学習できる「AIを絡めたバーチャル⾃習空間」の実証実験を行う。今後について、両社は「今回の実証実験を踏まえて、中央大学の講義やセミナーとfondiでのバーチャル体験を絡めたバーチャル留学プログラムの創設も視野に⼊れて連携を強化する」としている。

fondiは、国際⾊豊かなコミュニティサービスとしての強みと、「3D×AI」の要素を活かした新しい英語 学習体験を活かして、〝実践機会の不⾜〟と〝実践ハードルの⾼さ〟という日本の英語教育における課題解決を⽬指して開発を続けてきた。

中央大では、グローバルに活躍できる⼈材を育成するため、世界各国の協定校と学⽣交換を実施。年間1000名以上の学⽣を海外に送り出すだけでなく、留学やTOEIC等の充実した外国語の資格試験対策講座や、異⽂化交流ラウンジ「Gスクエア」を中⼼とした留学⽣との交流機会の提供を⾏っている。

さらに、中⻑期事業計画に、『グローバルな視野と実地応⽤の⼒を備え、⼈類の福祉に貢献する⼈材の育成』を掲げ、さまざまな英語サービスを活⽤しながら英語能⼒の向上を図ってきた。

昨年度からは、多様な価値観を持つ世界中の⼈々と協働し新たな価値を創造できる⼈材育成を⽬指しダイバーシティ&インクルージョン教育やグローバル・アントレプレナーシップ教育を推進し、これからの国際社会で活躍で きる成⻑の場の創出に努めている。