横浜国立大学は総合学術高等研究院(IMS)のキックオフシンポジウム「~私たちの創る未来~」を17日に開催する。市民や企業、行政に研究内容を伝え、未来のまちづくりを考える。
IMSは、学際研究による〝社会課題への挑戦〟を目的に、横国大の二つ目の高等研究院として、昨年4月に創設された。キックオフシンポは、IMSの新たな学術領域と社会的価値の創出につながる研究戦略と具体的な研究内容を企業、市民、行政などの広い理解を得ることを目的に実施するもの。
シンポジウムでは、ヨコハマSDGsデザインセンターの信時正人センター長が基調講演「まちの未来 for Well Beingへの考え方」を開催。自身の活動をベースにしたデザインセンターの取組に触れながら、つながりを密にしたまちづくりの方向性と未来の姿について語る。
その後には、セッション「『私たちの創る未来』に向けたイノベーションとは?」を開かれ、閉会後には懇親会も行われる。
時間は午後2時30~5時50分。会場は、はまぎんホールヴィアマーレ(横浜市西区みなとみらい)で料金は無料。