文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
近畿大、クエ鍋を100食無料提供 11日開催の「産地直送ゆらマルシェ」で 力餅やバジルソースなども販売

近畿大学水産研究所(和歌山県白浜町)は11日に赤坂レジデンシャルホテル「器ながや」(東京都港区)で開催する『第2回産地直送ゆらマルシェ』で、近大クエを使用した鍋が来場者に無料で提供する。

近畿大は2000年頃から観光業界を中心に養殖クエを販売しており、和歌山県由良町にある宿泊施設でも提供されている。同町が開催するこのイベントでは、近代クエが100食限定で無料でふるまわれる予定。

時間は午前11時から午後6時まで。クエ以外にも、力餅や金山寺みそ、バジルソースなどの食品が販売されるという。

□近⼤クエ:和歌⼭県⽩浜町に本部をおく近畿⼤⽔産研究所は、昭和23年(1948年)に〝海を耕す〟の理念の元に創設され、完全養殖種苗(稚⿂)による持続可能な養殖について研究している。

クエは⽔揚げが少ないことから〝幻の⿂〟とも称されているが、近畿⼤⽔産研究所では昭和63年(1988年)に種苗⽣産に成功。その後、完全養殖にも成功し、平成12年(2000年)頃から地元の観光業界を中⼼に販売しており、由良町内の宿泊施設でも提供されている。

クエは成⻑が遅く、特に低い⽔温ではその特徴が顕著なため、近畿⼤⽔産研究所ではクエの飼育の拠点を⿅児島県の奄美⼤島におき、⼀定のサイズまで奄美⼤島で育てている。出荷サイズまで養成したクエの⼀部が由良町内の漁場に運ばれて飼育管理されていることから、近畿⼤⽔産研究所と連携し、同イベントの来場者にふるまうことになった。イベントでは、由良町の旅館「平佐館」が作る橙を使ったぽん酢と、同じく平佐館の⼋朔胡椒を添えて味わうことができる。