中央大学は東京都西多摩郡檜原村と共同で天然ヒノキドリップコーヒー「檜木ノ珈琲(ひのきのこーひー)」を開発した。商品は同村の観光協会が運営する「やまぶき屋」(同)と「かあべえ屋」(同)で先月から販売している。1パック270円。
このプロジェクトは商学部で開講する「ソーシャル・アントレナーシップ・プログラム」の一環。「自然を味わうヒノキ時間」をコンセプトに、ヒノキの香りに合うコーヒー豆を学生自ら選定し、何度も試飲を重ねて香りと味にこだわった一杯に学生らが仕上げた。
同大は「木材を加工する過程で発生するヒノキのおがくずを再利用した粉末を活用した商品で、ヒノキの香りに合うコーヒー豆を学生自らが選定し、何度も試飲を行い、香りと味にこだわった一杯に仕上げた」と紹介。「本商品の販売により、森林資源の循環と廃棄物削減、及び村の知名度向上への貢を目指す」とコメントしている。