芝浦⼯業⼤学と新潟県妙⾼市はSDGs推進活動に係る連携協定を締結した。持続可能な地域社会の実現に向けた共同研究を進めていく。協定内容は主に「SDGsの推進」「SDGsの推進に資する情報交換」「SDGs達成のための社会貢献活動」だという。
芝浦⼯⼤は私⽴理⼯系⼤学として唯⼀、⽂部科学省からスーパーグローバル⼤学に選定されている。また、環境省からは「脱炭素先⾏地域」に選定され、誰もが幸せに安⼼して暮らせる健やかな社会の実現のためにさまざまな研究、取り組みを推進している。
妙⾼市は、内閣府から「SDGs未来都市」及び「⾃治体SDGsモデル事業都市」に選 定されており、誰⼀⼈取り残さないというSDGsの考えを取り⼊れ、「⾃然」「経済」「社会」との好循環を⽣み出す持続可能なまちの実現を⽬指している。
また、妙⾼⼭麓⼀帯は妙⾼⼾隠連⼭国⽴公園に属し、市域⾯積の8割弱を森林が占める豊 かな⾃然環境に恵まれており、⾃然資源の活⽤による新たな産業形成や地域間交流の促進、 再⽣可能エネルギーの創出をはじめ、CO2 吸収に寄与する森林資源循環の促進などにより、 脱炭素社会の実現、地域活性化につながることが期待されている。
今回の連携により、妙⾼市の持つ地域資源と芝浦⼯⼤の研究⼒をもとに両者の 強みを活かし、これらのテーマをはじめ、持続可能な地域社会の実現に向けたSDGsに資するさまざまな共同研究、連携を進める方針。
両者は「この協定により、市と⼤学が相互の連携と協⼒による活動を推進し、⼈材や教育資源を有効に活⽤した活動を実施することにより、地域社会の持続的な発展に資することを⽬的として連携して取り組んでいく」としている。