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近大と東大阪の老舗2社 産学連携でハンドメイドバッグ「フェンスBAG」を作成

近畿⼤学は⾦属加⼯会社「共和鋼業」と⽼舗レザーファクトリー「ナダヤ」の産学連携でハンドメイドバッグ「フェンスBAG」を開発した。東大阪の老舗が金網からバッグを作った。

フェンスBAGはひし形金網の製造を行う共和銅業からの依頼で、新たな市場を検討したことから製作が始まった。ひし形金網は強度やしなやかさが特徴。デザイン的視点から捉え直して、ファッションアイテムに生かす発想に至った。

近大はナダヤに共同開発を打診。3者で新商品の研究が始まったという。その結果、ナダヤの職⼈が⼿作業で⽣地に⽳を開け、そこに共和鋼業が⾦網を編み込というユニークなハンドメイドバッグが完成した。東⼤阪で受け継がれてきたモノづくり精神の伝統と技術の化⾝ともいえる世界で唯⼀の逸品だ。

このバッグは6~8日の東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー」で展示される。