東京薬科大学は21日、シンポジウム「発電菌の研究:未来に向けて」を日本科学未来館で実施した。150人の参加者が集い、展望を語りあった。同大は今後も「参加校の中学生、高校生をはじめ、すべての世代が参画し、研究・開発、意見交換とネットワークを広げていくことを支援していく」としている。
同大生命科学部生命エネルギー工学研究室は日本科学未来館と『スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト』を2021年度から毎年度実施しており、全国の中学生、高校生が参加してユニークな成果をあげている。
さらに研究室での高度な微生物学、分子生物学的な手法も適用して、新種の発電菌も見出している。シンポジウムはこれらの取り組みに関連て手実施したもの。発電菌の研究を先導している大学や地球環境の改善に資する取り組みを実施している企業の研究者、大学生、高校生、中学生が一堂に会した。