名古屋大学は同大レクチャー「新薬開発の新しいカタチを目指して」を２７日に開催する。イベントでは２００４年にユビキチンを介したたんぱく質分解の発見により、２００４年にノーベル化学賞を受賞したアーロン・チカノーバ―氏による講演が行われ、その後に野依良治特別教授とのパネルディスカッションをする予定だ。

２０２３年度は、日本ＡＳＥＡＮ友好協力５０周年を迎えたことを記念し、ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ ＰＥＡＣＥ ＦＯＵＮＤＡＴＩＯＮとの共催が実現した。チカノーバー氏の講演は、同財団との共催により行われることとなったもの。

ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ ＰＥＡＣＥ ＦＯＵＮＤＡＴＩＯＮは、２００３年以来、「ＢＲＩＤＧＥＳ」イベントシリー ズとして、ＡＳＥＡＮ加盟国を舞台に８００以上のイベントを開催してきた。

ノーベル賞受賞者や各国を代表する人物による講演などを通して、国連が定める目標「国際の１０年（２００１－２０１０）： 世界の子どもたちのための平和の文化と非暴力のための国際の１０年」に貢献。日本ＡＳＥＡＮ友好協力５０周年を機に、ＪＡＰＡＮ－ＡＳＥＡＮ ＢＲＩＤＧＥＳイベントシリーズとして、タイと日本の各地でイベントを開催している。

名大レクチャーは午後２時から２時間にわたって開かれる。場所は名古屋国際会議場白鳥ホール（名古屋市熱田区熱田西町）。大学ホームページ（http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/performance/2785/）から申し込み可能。