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阪大が2月5日に公開シンポ「『いのち』と『くらし』を守る持続可能な未来社会の創造」

大阪大学は中之島センター(大阪市北区中之島)で公開シンポジウム「『いのち』と『くらし』を守る持続可能な未来社会の創造」というテーマで、ペットボトルのサステナブル化から脱温暖化社会を考える講演会を開催する。

ペットボトルやレジ袋をはじめとするプラスチック製品は、安価、軽量、丈夫で腐らないという特徴を活かし、私たちの生活に潤いを与えてきた。現代社会でプラスチックは無くてはならない存在で、幅広い分野で利用されてきたが、プラスチックは自然環境下では分解されにくい性質でもあるため、ポイ捨て等が行われるとさまざまな環境問題にも繋がってしまう。

阪大では、持続可能な社会を実現するため、サントリーグループと連携して、キャンパスで回収されるペットボトルの水平リサイクル(ボトル to ボトル)や、プラスチックをはじめとする資源の循環に関する教育啓発に取り組むこととしている。

公開シンポジウムはこうした取り組みの一環として実施するもの。サントリーホールディングス㈱の藤原正明氏や宇山浩教授による講演後に、パネルディスカッションを実施。「大阪から始める、広げる資源循環」を環境カウンセラーの関根久仁子氏など交えて、活発な議論が展開される。

時間は午後1時50分~3時30分まで。場所はセンターの佐治敬三メモリアルホール。費用は無料。ピーティックス(https://ousymposium1.peatix.com/view)から申し込むことができる。