大阪大学と産業インフラなどを扱う「藤森工業(株)」は大阪大学大学院工学研究科で「バイオものづくり社会実装(藤森工業)共同研究講座」を設置した。
共同研究講座では、紀ノ岡正博教授がメンターとなり、藤森工業と培ってきた大量培養のコアとなる技術を構築する「モノづくり」の研究開発を行う。培養製品の原料となる細胞やバイオプラスチックを産生する微生物の培養スケールアップ・高効率培養方法の研究に取り組むという。
大阪大学は「商用ベースでのコストダウンに繋がるスケールアップ及び、高効率な培養技術の研究開発と共に、製品の安全性等のルールを科学的な観点から研究していく」としている。