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名大の研究が農水省「今年の10大ニュース」に灰色かび病菌の感染の仕組み解明-RNA農薬の開発を目指す-

名古屋大学の竹本大吾教授らの研究「灰色かび病菌の感染の仕組み解明-RNA農薬の開発を目指す-」が、農林水産省の農林水産技術会議「2023年農業技術10大ニュース」に選定された。

農業技術10大ニュースは1年間で新聞記事となった大学や民間企業などの農林水産技術の研究成果から、社会的関心が高い成果10課題を農業関係専門紙30社が選定するもの。

名古屋大の課題は野菜や果実、花きなど農作物に感染して食害を引き起こす病原菌「灰色かび病菌」は世界各国で感染する減収が問題となっている。研究では灰色かび病菌が感染する作物によって異なる遺伝子を活性化させることを発見。それら遺伝子を多数特定した。