日本女子大学は、2025年4月に「食科学部 通信教育課程食科学科(仮称)」を開設予定だ。1950年4月の通信教育部認定以来75年ぶりとなる。食が有する多様性を理解し、食品、調理、栄養に関する専門的知識を用いて、教育の現場や社会における問題を発見し、様々な人と協働して解決に向かうことができる能力を養うとしている。
同じく来春に開設を予定している通学課程「食科学部(仮称)」の立ち上げに合わせた構想。
食科学は「食」に関する領域を科学する複合分野で、科学的知識を基礎として、食品、調理、栄養について総合的な知識と技術を修得し、生活者の視点に立って社会における様々な問題点を発見し、解決できる多くの人材を育成することを目的としている。
通信教育課程では、テキストまたはオンラインで履修可能な科目が多数開講され、パソコンとインターネット環境があればどこからでも学習でき、学士の学位取得が可能。教育職員免許状やフードスペシャリスト等の資格取得を目指す場合、所定科目を本学目白キャンパスで受講する必要がある。