立命館アジア太平洋大学(APU)は、来月に第5代学長に就任する米山裕次期学長が来年より展開する新たなプラン「Leap Beyond Global」を発表した。
世界のさまざまな地域で続く紛争や難民問題、格差社会、それらによって引き起こされる世界の分断。さらには自然災害による環境破壊など、現代社会は複雑化し混迷を深めている。こうした社会だからこそ、APU は従来の枠を越えて新しい大学のあり方を模索してその実現を図るLeap Beyond Globalを展開するとしている。
APUの新たな挑戦として「D&Iが具現・実践される究極の場へ ―D&Iの教育・研究・社会実践―」と「APUコミュニティの拡大 ―ライフロング・ラーナー―」、「大学の役割・機能の拡張 ―社会的インパクトの最大化―」をあげている。
具体的には、九州工業大学や福岡県飯塚市との3者連携協定の締結や「別府インクルーシブ・スマートシティ構想」の展開、特命副学長制度の導入などを行うという。