東京医科歯科大学と東京工業大学の統合などを盛り込んだ国立大学法人法の一部改正法が13日に国会で成立し、来年10月1日に「東京科学大学」が誕生することとなった。医科歯科大の田中雄二郎学長と東工大の益一哉学長がメッセージを発信している。
両者は「東京科学大学は、両大学のこれまでの伝統と先進性を生かしながら、どの大学もなしえなかった新しい大学の在り方を創出し、社会と共に活力ある未来を切りひらいていく」と力を込めた。
そして「統合法人および新大学においては、先駆的なガバナンスの下、外部からの資源獲得をいっそう進めるとともに、拡大した資源を高次に融合・活用して、学生・教職員の育成環境ならびに教育研究環境を飛躍的に充実させていく」と意気込んでいる。