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東北大病院、広報誌『hesso』を創刊10周年で隔月発行に増刊 より多くの方に医療を楽しく分かりやすく

東北大学病院は、6月から広報誌『hesso(へっそ)』を、これまでの年4回から、6回の隔月発行に増刊する。『hesso』は、人のカラダを中心に、今の医療を中心に、地域住民らにわかりやすく同病院の活動や健康に関する情報を伝える広報誌。タイトルどおり〝地域のおへそ〟のような存在を目指して2013年10月に創刊し、今年で10年目を迎える。

東北大学病院では、東日本大震災の経験を機に、地域社会とのコミュニケーションに力を入れて取り組んでいる。取り組みの一環として創刊した広報誌が『hesso』。ここ数年では、高齢化の進展や医療の高度化、医療ニーズや価値観の多様化に加え、自然災害や新たな感染症などの発生など、社会の中での医療を取り巻く環境が変わりつつある。そのような状況の中で、同病院では、「すべての人がそれぞれに経験する病気や疾病対する医療を受け入れ、自分らしい人生を送ることができる社会を実現するためには、社会全体が健康維持や医療について知り、考え、支えていく必要がある」と認識している。

一方で、医療に対する、怖い、わかりにくい、というイメージは根強く、また当事者以外や若年層などの健康無関心層には自分ごととして捉えられにくいというコミュニケーションの難しさがある。

『hesso』では、健康な人や若者、親子など、幅広い世代が手に取りやすいようあえて病院らしさを感じない温かみと信頼感のあるデザインを採用。また、生活の中で健康や医療を考えるきかっけとなるコンテンツを主軸に構成している。

病院内だけでなく、地域のカフェや図書館、児童館、美術館など、多様な場所に設置し、過去10年で累計約30万部を地域住民の手元に届け、読者からも多くの反響を得ている。

同病院では、「今回の増刊を機に、社会とのコミュニケーションの機会を増やし、地域の皆様の健康維持に貢献してまいります」としている。