大阪大学と日本電気㈱(NEC)は、大阪大学に関わるすべての構成員の統合ID基盤「OUID(Osaka University IDentity)システム」を構築した。
OUIDシステムはデジタル学生証とマイナンバーカードを紐付ける。大阪大の学生及び教職員など関係者約3万人に加えて、卒業後も含めたID活用を想定している。今後、このシステムを使った入場管理システムを計26カ所に導入する予定だ。
同大学は「今後も、デジタル学生証や教職員証機能などの検討を進め、本の貸出や自習室の混雑検知、卒業後のリカレント教育など大学卒業後のキャリア形成にも資するものとなるよう大学全体での利活用、DX推進につなげていく」としている。