日本眼科学会と国立情報学研究所(NII)は、学生主導データベース(JOIR)で集めたデータを用いて眼底画像から個人の性別を推定するAIを開発した。無償公開をしている。
開発されたモデルは性別のラベルが付与された17~94歳の眼底写真13万1031枚を学習データとして性別の深層学習を行った。それにあたり、一般的なモデル16個を利用した。
その結果、画像から推定した性別が現実と一致する確率は、最も高いモデルで92%に上った。両者は精度の高かった2つのモデルをJOIRのホームページ(http://www.joir.jp/data/index.html)で公開している。