順天堂大学医学部附属順天堂医院は、先月より歩行治療ロボット「ロコマットナノ」を日本で初めて治療現場に導入した。
ロコマットは脳卒中や脊髄損傷、パーキンソン病をはじめとする多くの歩行障害に対して有効性が示されている世界標準の歩行治療ロボット。世界で1000台以上導入されているが、国内での治療を目的とした導入への実績はなく、順天堂医院が国内で初めて治療を目的とした使用を開始した
順天堂医院は「順天堂医院リハビリテーション科では、今後、脳卒中、脊髄損傷、パーキンソン病等の多様な疾患による歩行障害に対して、ロコマットによるロボット歩行治療を推進していく」としている。