慶應義塾大学は「龍の翔る空き地 唐様前夜:林羅山とそのコミュニティ」を来年1月から開催する。辰年を迎えることを記念して龍に関連する作品を集めて展示する。作者の力を感じさせる作品が並ぶ。
来年の干支は辰。展覧会では、新年の幕開けに、慶應義塾のキャンパスで文化財を巡る活動を行う部門から、龍にまつわる作品を集める。また特別企画として、江戸時代初期に新たな漢学や漢詩の担い手となった林羅山とその周辺の人々の書を提示する。
主な出展作品は「盤龍六花鏡」「雲龍百足蒔絵文箱」「林羅山筆元旦試毫」など14作品となっている。
会期は来年1月9日~2月9日まで。土日は休館だが、1月20日と2月3日は特別会館する。時間は午前11時~午後6時。入場料は無料で、会場は三田キャンパス(東京都港区三田)の東別館にある慶應義塾ミュージアム・コモンズ展示室となっている。