文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
慶應大が12月21日に講演会「ヴィクトリア朝の岩倉使節団 -幕末維新期における文化接触と〈知〉をめぐる旅-」

慶應義塾大学は来月21日に三田講演会「ヴィクトリア朝の岩倉使節団 -幕末維新期における文化接触と〈知〉をめぐる旅-」を開く。太田昭子名誉教授が1860~70年代の岩倉使節団のイギリス滞在を中心に日英双方の視点で異文化交流を探る。

1860年代~1870年代は、幕末維新期の日本だけでなく、世界各国にとっても激動の年代だった。日本人が海外渡航できるようになり、異文化交流が多様化していった1860年代以降、彼らは何をどのように獲得・理解し、日本に伝えようとしたのか。そこで知識はどのように〈知〉へ昇華していったのか―。講演では、岩倉使節団のイギリス滞在を中心に、日英双方の視点からこれらを探る。

時間は午後2時45分~4時15分まで。入場料は無料。場所は三田キャンパスの三田演説館で開かれる。参加対象者の制限はない。大学のホームページに掲載されている事前予約フォーム(https://www.keio.ac.jp/ja/about/learn-more/tradition/mita-enzetsukai.html)から申し込むことができる。