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「AI時代、どう生きるか」上智大、12月13日に講演会 〝人生の目的〟など考える

上智大学は12月13日㈬に講演会「AI時代、人生をどう生きるか」を開催する。講師は社会構造などをテーマに研究をしている社会学者の藤村正之教授。人生の目的や人間関係の希求などについて考える。

講師の藤村教授は30年以上にわたって人々の「生」のあり方と社会構造・社会変動の関係などをテーマに研究している社会学者。講演会では、科学技術の進展、経済活動の拡大など「ゆたかな社会」を実現する一方で、「ゆたかな生」を実感できているのか?という藤村教授が問題提起。この問いを踏まえて、充実した日々のために必要なこと、人生の目的、人間関係の希求、機会やメディアとの共存などの観点から、変わりゆく社会でよりよく生き抜くために必要なポイントや考え方について、社会学の観点から来場者とともに考える。

イベントは上智大が開催する「上智地球市民講座」の開設記念の一環。社会課題や技術革新、社会変革の3本を柱に高校生から社会人までの受講者希望者を対象として、2024年4月から同講座を開講する予定。

講演会は午後6時30分から8時まで。費用は無料。会場は四谷キャンパス6号館101教室(東京都千代田区)上智地球市民講座のウェブサイトなどから申し込みをすることができる。