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近畿大教授がクラリベイト・アナリティクス社「高被引用論文著者」に選出! 2人同時は3年連続の快挙

近畿大学の工藤正俊主任教授と中川和彦特任教授が、世界的な学術情報サービス企業であるクラリベイト・アナリティクス社から臨床医学部門の「高被引用論文著者」に選出された。論文の引用回数が上位1%に入ることを意味しており、工藤教授は5年、中川教授は3年連続の受賞となる。

この賞は同社の論文検索サービス「ウェブオブサイエンス」に収録された論文について、計21分野の上位1%を絞り込み、その著者をリストアップしている。選ばれたのは6849人で日本の機関所属は90人。

工藤教授は今回の結果について「肝臓がんの患者さんの命を救いたいという一心で臨床研究を続けてきた」とし「今後も日本から世界に向けて肝臓がんの患者さんに治癒をもたらす新しい治療法の開発のために全力で取り組んでいきたい」とコメントしている。

中川教授は「研究の場を与えていただいた近畿大学医学部および近畿大学病院に、また臨床研究に私とともに参加してくれた腫瘍内科の歴代医局員一人ひとりに、そして日本の肺がん研究者の皆様方、特に西日本がん研究機構(NPO-WJOG)の皆さま方に感謝の意を表したい」と語った。