東京海洋大学は、7月17日(月・祝日)に、「海の日」制定の由来となった「明治丸」を保存する越中島キャンパスで記念行事を開催する。
海洋大越中島キャンパスに保存されている「明治丸」(明治7年竣工)は、「海の日」制定の由来となった日本最古の鉄船。明治天皇が東北・北海道巡幸の際、青森から乗船され函館を経由し、7月20日に横浜に安着された。この日を記念して昭和16年に「海の記念日」が制定され、平成8年に国民の祝日「海の日」となった。
海洋大では「海の日記念行事」を毎年開催している。この行事は、海洋大の前身である東京商船大学時代から続く市民向けイベント。当日は、大学敷地内にある港から船で出航する東京湾クルーズ(事前予約・抽選)や第19回明治丸シンポジウム、造波装置・回流機構を備えた大型の実験水槽公開等を実施する予定。詳しくは海洋大のWebサイトで公開している。入場料無料。