鳥羽商船高専で、高専制度創設60周年記念事業「高専の森」植樹式が、11月5日に挙行された。
高等専門学校(高専)は、1961年6月に学校教育法の一部改正により創設。1962年4月に第一期校が開校され、2022年に高等専門学校制度創設60周年の節目を迎えた。高専60 周年を節目として未来に向けて高専が一層成長することを祈念し、記念樹を植樹するイベント「高専の森」を全高専で実施。「高専の森」には、持続可能な開発目標(SDGs)の実現と、次の世代の高専生の成長を「高専の森」が見守るというメッセージも込められている。
植樹する樹木は、鳥羽市の木に指定されている「ヤマトタチバナ」。植樹式では、和泉校長による挨拶後、鈴木英敬衆議院議員、赤池誠章参議院議員、中村欣一郎鳥羽市長及び広重康成全日本船舶職員協会会長から祝辞が述べられた。
続いて、鈴木議員、赤池議員、吉川ゆうみ 参議院議員代理(秘書)、野村保夫三重県議会議員、中村市長、全日本船舶職員協会の広重会長、同協会の酒迎和成理事、菅沼延之同窓会長、江崎隆夫同窓会事務局長、鳥羽商船高専連携協力会の菊川 厚会長、同協力会の西村譲治副会長、江﨑典宏高専機構本部理事、和泉校長による「ヤマトタチバナ」の植樹(土入れ)が行われ、最後に江﨑高専機構本部理事が謝辞を述べられた。
また、同日に練習船鳥羽丸や学生寮、部活動の様子など校内施設の見学会を実施。見学会は午前と午後の2回行い、午前は赤池議員、全日本船舶職員協会の広重会長、同協会の酒迎理事、鳥羽商船高専連携協力会の菊川会長、同協力会の西村副会長、菅沼同窓会長、午後は江﨑高専機構本部理事が鳥羽商船高専の校内施設を見学した。