大阪府と大阪大学、ダイキン工業㈱は府内の脱炭素化を推進するとともに、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献することを目的として大阪府内のZEB化推進に係る連携協定を10日に締結した。
ZEBとはエネルギー使用量を可能な限り減らし、それでもなくせない量を再生可能エネルギーを利用することで賄おうという考えで建設されたビルのこと。
大阪府は2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指して、30年度に13年度比で40%削減することを目標としており、7月にはZEB化推進方針を決定した。大阪大学やダイキンも同様の達成水準を掲げている。
連携協定では3社の経験やノウハウを生かして、「ZEB化推進」電力需給調整を推進するたえの情報交換「ディマンドリスポンス」の項目について協定を結んだ。