神田外語大学は渋谷教育学園幕張高校生徒を対象に、11月11日から12月2日にかけて「福島県双葉町 ウェルビーイング探究講座」を5回に分けて開講する。若者の「自ら考え、思いやる力」を育みたい考えだ。
講座では東日本大震災や福島第一原発事故により被災した双葉町のフィールドワークを実施。また、神田外語グループが運営する宿泊施設「ブリティッシュヒルズ」で研修を行い、現地の状況を学ぶ。最終日には、探求学習の成果を発表する。
この講座は同高校から「被災地の現状について理解を深め、学ぶ機会をつくりたい」という要望を受け開講した。同大学は「今後とも福島県の震災復興や国際化推進などの一躍を担うことを目指したい」としている。