文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
学生がロッキンベジタブル®︎事業に参画 麗澤大が㈱ノースエレメンツと産学連携協定

ロックを聴かせて育てた野菜を販売することで、フードロスを削減する事業に麗澤大学生が参画―。麗澤大学(千葉県柏市)は㈱ノースエレメンツ(札幌市)との間で、産学連携による事業創造、人材育成、ネットワークの構築をはじめとする多岐にわたる協力を行い、地域の発展・活性化を目的とする産学連携協定を5月30日に締結した。

今回の産学連携協定を機に、㈱ノースエレメンツが取り組んでいる「ロッキンベジタブル®︎」事業に、同大の学生が参画する。「ロッキンベジタブル®︎」は、音楽のロックを聴かせて育てた野菜を指し、通常は破棄処分されてしまう規格外野菜であっても、ロックを聴かせて育てたという付加価値を与えて販売することで、フードロスの削減につなげることを目指すというもの。

ユニークなビジネスによる付加価値や社会貢献は、実証研究された例が少なく、学生が学問的に未開拓な領域に挑戦できるチャンスを、産学連携協定により創出する。

主な連携内容としては、①学生の「プロジェクト遂行型学習・課題発見解決型学習」の機会提供、②社会人向けの学びの提供、③他大学を含めた連携協力―をあげた。