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障がいやLGBTQなど、これからの「多様性のあり方」考える 専修大で11日に『ボクらのホームパーティー』と『ジンジャーミルク』上映会と監督対談

専修大学国際コミュニケーション学部宮本文研究室は、自身が男性同性愛者であることを公表した映画監督・川野邉修一氏、ろう者として自身の第一言語を日本手話であるとする映画監督・今井ミカ氏を招き、それぞれが制作した映画「ボクらのホームパーティー」と「ジンジャーミルク」の上映会、監督対談を11月11日㈯に開催する。

「ボクらのホームパーティー」は、川野邉監督が男性同性愛者であることを公表してはじめて製作した、ゲイコミュニティ/カルチャーの映画。一方、『ジンジャーミルク』は自身の第一言語を(日本語とは違う)日本手話であるとする今井監督による映画で、異性愛の規範が当たり前であることにもどかしさを感じている大学生たちのドラマ。加えて、ろう者と聴者間の、主に手話を介したコミュニケーションでも、もどかしさが蓄積されていくことが描かれている。

2作品の上映と両監督の対談を通して〝多様性〟や〝異文化コミュニケーション〟といった概念・ことばを自分ごととして捉え、自分や他者のセクシャリティや身体から生活・文化まで考える機会とする。

「ボクらのホームパーティー」公式サイト(https://bokupa-movie.com/)

「ジンジャーミルク」公式サイト(https://mika-imai.com/film/ginger_milk/)