日本女子大学は、第１７回「平塚らいてう賞」の受賞者を決定した。顕彰と奨励を目的とした同賞には計１４件の応募があり、上智大学の三浦まり教授など３人が選出された。

平塚らいてう賞は、男女共同参画社会の実現と、女性解放を通じた世界平和に関する研究や活動に光を当てるために作られた栄誉で、今年で１７回目となる。

今年の顕彰には三浦教授の研究「女性の政治参画に関する包括的研究：『男性政治』を打ち破る」が選ばれた。また、奨励は北海道大学博士課程の山中仁吉さん、特別賞は東京外国語大学の海老原志穂フェローが受賞した。

選考委員長の篠原聡子日本女子大学長は「この賞を通して、この３名の皆さまの研究、活動がより多くの方々の知るところとなり、混とんとした現在の社会に対する一筋の光になることを願う」とコメントした。