横浜国立大学と大学などの技術を地域の活性化につなげる活動を行う（一社）イノベーションハブは、20 日にイノベーション推進に関する基本合意書を締結した。両者は横浜国立大学の優れた技術や研究を社会問題の解決に生かすべく、一貫して協力してイノベーションを促進していくとしている。

横国大は、神奈川県内唯一の国立総合大学として実践性、先進性、開放性、国際性、多様性の理念の下、世界水準の学際的研究を推進している。また、一社イノベーションハブは、大学等の研究成果の社会実装化に向けて、人材や企業ネットワークなどの支援を行っている。

基本合意書締結に伴い、今後両社はイノベハブの持つ技術インキュベーションに関する知見、産業界や政府関係機関あるいは金融機関等とのネットワークを活用。さらに、横国大の持つ優れた技術や研究を、ＳＤＧｓはじめ社会課題の解決に活かすべく、シーズの発掘、事業企画から社会実装化まで一貫して協力・共同実施して、イノベを促進することとしている。