岡山大学と性的少数者(LGBT)を支援する(一社)「にじーず」は24日、デジタル空間を利用したLGBT同士の交流プロジェクトを始動したと発表している。来年1月から第1回の交流会を開始する予定。
地方エリアではLGBTを支援する施設などが不足しており、アクセスが難しいという課題がある。こうした背景からメタバースを利用した新しい形の支援が可能ではないこと両者は検討してきた。
トライアルを2回行っており、最終的な空間調整は今月に実施する。来年1月には初回の交流会を行う予定だ。安全面への配慮から1回目は、Zoomを通して年齢確認をする。
両者は「オープンにして話せない10代の子どもたちが、安心して自分の悩みや日常で起きていることについて語れる場を提供できればと考えている」とコメントした。